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歯周病

歯周病とは

歯周病は歯の病気ではなく、歯肉(歯ぐき)や歯槽骨(あごの骨)など、歯の周囲組織の病気です。歯周病は細菌によって引き起こされる感染症です。自然に治ることはなく、治療しなければ確実に進行していきます。

口のなかには数百種類・数千億個の細菌がいるといわれています。歯周病菌はその中でもポルフィロモナス・ジンジパリスを代表に20種類程度が特定されています。これらの細菌は歯垢を絶好のすみかにしてどんどん増えていきます。

歯周病は、まず歯肉が炎症を起こす歯肉炎から始まります。歯肉に炎症が起きてはれると、歯と歯肉との聞の溝(歯肉溝)が深くなります。これを歯周ポケットといいます。歯周ポケットにはプラーク(歯垢)がたまりやすく、かつ取り除きにくくなります。また、歯周ポケットの奥には酸素が届きにくいので、酸素を嫌う性質の歯周病菌(嫌気性菌)が繁殖しやすくなります。

歯肉炎を放置しておくと炎症が歯根膜や歯槽骨まで広がり、歯周炎と呼ばれる段階になります。さらに進行すると炎症によって歯槽骨が溶けていきます。そして、ついには支えを失った歯が抜け落ちてしまうのです。

さらに、歯周病は歯や歯周組織を失うばかりでなく、さまざまな全身疾患と密接に関係していることがわかっています。

歯周病の原因は?

プラーク(歯垢)が歯周病を引き起こす直接的な因子です。歯肉炎、歯周炎はプラークを取り除くことにより改善してきます。プラークは、食べ物のカスのように思われている方がいますが、実際は、歯周病菌や虫歯菌がつくり出した自らを守るためのネバネパしたバリアーです。 このプラークが体液中のカルシウムを取り込んで、石灰化していくと歯石となり、さらにプラークの温床となります。プラーク1mg中に1億個以上という数の微生物が存在するといわれ、そのなかの歯周病菌や虫歯菌が排出した酸によって歯や歯肉、歯槽骨などが破壊されていきます。

歯周病の自覚症状

  1. 歯を磨くと歯肉から血が出る
  2. 口臭がある
  3. 歯の間に食べ物が挟まりやすい
  4. 起床時に口の中がネバネバして不快である
  5. 歯肉がむずがゆいときがある
  6. 歯が浮いた感じがする
  7. 歯肉が赤く腫れていて痛みがある
  8. 歯肉を押すと血や白く臭い膿が出る
  9. 歯が以前より長くなったような気がする
  10. 冷たいものでよく歯がしみる
  11. 歯がグラグラ動く感じがする

これらの項目のどれかに心当たりがあれば、手遅れにならないうちに、できるだけ早く診察を受けてください。

歯周組織の再生療法

歯周病に侵されると、歯肉や歯根膜、歯槽骨などが破壊されます。過去におけるこれらの治療は進行を食い止めるのが精一杯でした。しかし、現在は病原菌に侵されたところを一掃して、歯周病の原因を断つことで、破壊された組織を新たに再生させることが可能になっています。

その他の歯周病治療

歯周内科治療

顕微鏡検査によりお口の中の細菌の種類や数などを検査し、その細菌に対処する薬や歯磨き粉、洗口剤を用いてお口の中をきれいに除菌する治療法です。こうすることにより、歯周病菌を効率よく除去する事ができます。